浦戸城跡
桂浜の北側の小高い浦戸山の上に建てられた城です。土佐湾に面しており水運面において優れた立地となっています。
築城時代は天守はなかったものの、長宗我部氏が本山氏を倒しこの地を治めるようになった際に水陸両方からの防衛のため改築され天守も建てられました。
関ヶ原の戦いで長宗我部氏の当主・盛親は西軍についたが敗北したため改易となった。その後掛川から山内一豊が入国したがこの城を手狭と感じたため、高知城の築城を始め完成と同時に浦戸城は廃城となった。
・浦戸城ワンポイント
[浦戸一揆] 1600
関ヶ原の戦いによって改易となった長宗我部氏の家臣が城の明け渡しを拒否し抵抗した。
(わかりやすい流れ)
関ヶ原の戦い(西軍敗北)
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徳川家(東軍)家臣が浦戸城を接収しようとする
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開城を拒否し抵抗を開始
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長宗我部旧臣内で対立が発生
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12/5 接収完了
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1/8 山内一豊が入城
[名称] 浦戸城
[築城者] 本山清茂
[主な城主] 長宗我部元親
[遺構]天守台跡、堀切、移築石垣
[アクセス]とさでん交通バス「龍馬記念館前」